おしどり夫婦、その秘訣
愛とは何なのでしょうか、未だに存在するものなのでしょうか？
アメリカでは、離婚率が50パーセントに達し、愛とは、フィクション映画の中にしか存在しないのではないかとまで思われるようになりました。ある一人の男性が、仕事を辞め、真実の愛を探し求めるために世界を旅するドキュメンタリーが公開されました。
『ラブメンタリー(LoveとDocumentaryの造語)プロジェクト』は、2012年、彼自身のサイト用の、実際のカップルへのポッドキャストインタビューを皮切りに始まります。そして、後の運命の相手となる、同じ疑問を抱えた女性ジャーナリストと一緒の旅がスタートしました。2013年、現代の壮絶な恋愛ストーリーを求め、ふたりは100組以上のカップルへのインタビューをこなしました。
『多くのインタビューを通し、一定のパターンが攻略出来るかな。そしてそのデータを基に、自分なりの現代の恋愛を手に入れたい。世界なんて相手に出来る自信はなかったけど、真実の恋愛ストーリーを見つけたい』と、彼はプロジェクトに関して綴りました。『同性愛カップル、異性愛カップル、金持ち、貧乏カップル、宗教的なカップル、電撃結婚カップル、結婚歴70年のカップルなど、本当に多くのカップルに取材をさせてもらった。政略結婚カップルや一夫多妻制のカップルにまで取材は及んだ。』
下記が、彼がインタビューを通して学んだ、恋愛長続きの秘訣です。
毎日が思い出になるように過ごすこと。何気なく過ぎていく日々に、何か意味を持たせたり、楽しい記憶に残るようにちょっとアレンジしてみるのです。
成長を辞めないこと。『お互いを幸せにしよう』という気持ちでなく、『お互いに成長し続けよう』という意識が大切なのです。人は困難や挑戦をし続けることで、幸せを感じる生き物であり、一緒にやり遂げたという達成感や勝利が幸せをもたらします。
10秒の間を大切にすること。『今日はどうだった？』『今日一番おもしろかったことは？』『今日寂しいと思う瞬間あった？』『なんかいいことあった？』毎日最低でも10秒はお互いの話に耳を傾けましょう。
素をさらすこと。愛し合っているのなら、常に同じチームで戦うはずです。あなたのゴールは、問題解決をすることであって、相手を打ち負かすことではありません。正直になることが大事なのです。そこで言い負かしても、結局後でもやもやが残ってしまうはずです。
徹底的に愛されること。この世で誰かに一番愛されることを恐れないように。
先の事を想像してみること。『この人と結婚して良かった。私がこうして私であり続けられたのは、そういう風にこの人が愛してくれたから。この人と出会えたことが、私の人生の中で最高の出来ごとでした。』と言ってもらえるように、日々努力することが大事なのです。
自分の感情を表現するのが苦手な日本人ですが、今回は実践出来そうなものばかりですね。
