恋に落ちたらやってしまいがちな4つのタブー
あなたは今、恋愛中?恋に落ちて、結婚して、離婚して、『あーあの時の自分って馬鹿だったなー』って反省する。今日は、俳優ジーン・ワイルダーの発言に習い、恋に落ちた時にやってしまいがちな4つのタブーをご紹介します。
1. 他人のあら探し
彼氏/彼女と付き合い始めて何もかも順調、もう最高ですね。次第に、この人しかいない、この人が運命の人に違いない、そろそろ身を固めてもいいかな、なんて考える始める頃ですよね。
その次は?普通の人なら、『もう他の人と恋愛関係を持つことなんて、この先無いんだろうなー』なんて思い始めるんです。はい、この人が運命の人!って自分で思っていても、そんな確証どこにあるんでしょう?ひとつ方法としては、結婚相手ほど自分としっくり来る人がいるか、周りを見渡してみることです。
『おしり大きすぎ、笑い方がイライラする、歯並び悪っ、声がイヤ、ワガママ、背が高すぎ、背が低すぎ…』
逆もまた然りで、世の中にはあなたの結婚相手よりセクシーで面白くて親切な人なんてたくさんいます。でもまぁ説明するまでもありませんよね。そんな風に思っちゃう人は、精神的に成熟してない証拠ですよ。
でも指摘したいのはそこではなく、自分の結婚相手が運命の人かどうかなんて、結局のところ解らなくてもOKってこと。重要なのは、自分が心に決めた結婚相手と、うまく協力しあって一緒に生活していけるかってこと。他人に目を向けている暇なんてありませんよ。
2. 実現しないことに過度に期待
はい、彼氏/彼女出来ました、この人完璧……ほとんどね。だって、完璧な人なんていませんから。だから『ほとんど完璧!』で十分なんです。でもね、好きだから許せることと、勝手に治ることを期待して妥協していることの一線は明確にしておかないとダメですよ。もし、どちらか一方だけが子供が欲しかったら?もし、どちらか一方だけが大酒飲みだったら?『まぁ時が経てば考え方も変わるでしょう』とか、『一生そのままってこともありえない』なんて、よく聞く言い訳を自分に言い聞かせて、相手が変わることを勝手に期待して決断を下してはいけません。その癖、本当に『好きだから許せている』の?
3. 被害者意識
2番目にお伝えした通り、変わらないことを期待したり、自分に言い聞かせて納得させたりすることは比較的容易に意識出来るものです。が、ここからが少し難しい。例を使ってお話しましょう。一方が熱狂的なスポーツファンだったとします。毎週のように仲間とスポーツバーに出掛ける習慣があったために、相手も誘って行くようになりました。始めのうちは相手も楽しんでいるように見えましたが、ある日突然相手がプッツン切れました。『何で好きでもないスポーツ見ながら、得意でも無い辛い料理を毎週食べなきゃいけないんだ!』
恋愛に犠牲はつきものです。では、どうしたら良かったのでしょう?『犠牲意識』にとらわれないことです。何かをしてあげる度に『○○してあげたのに』と考えていると、その反応が自分の期待していたものと違う時、人間誰しも苛っとしてしまいます。見返りを期待せず(言うのはもちろん簡単ですけどね)、奉仕の心で相手に接してあげるよう極力努力することです。
4.『この人無くして、生きていけない』症候群
誰しもがやっぱり思うんです、『あなた無しの人生なんて…』。この感情はとても大事にして下さい。それが本物の愛の証です。でも、その想いにどっぷり浸かり過ぎないように注意は必要なんです。ここでは、離婚だの別居だののゴタゴタは忘れて、死別を例に考えてみましょう。死は、容赦なくあなたの大事なものを奪ってしまいます。そしてその悲しみや心の痛みは、決して外部の事物が和らげられるものではありません。もし、本当に相方なしで生きていけないと本気で考えているなら、『その通り、あなたも後を追って死ぬべき』という結論に至りますか?
個人個人の人生、それは人生自体に意味があるもの。例え愛する人と死に別れても、あなたにはあなたの人生を全うする義務があると私は思っています。あなたの人生は、決して夫婦関係のためだけに存在しているものではなく、今まで築いてきた人生そのものに価値があるわけです。
やはり、あなた自分自身の人生こそを充実させることで、真の人生のパートナーとの人生も、輝かしいものになるのではないでしょうか。