結婚する前に確認しておきたい、5つのお互いの金銭事情
家計簿をめぐっての言い争いや、意見の不一致は、よくある破局の原因とされています。もし、あなたが倹約家で、あなたの相手が浪費家だとしたら、それは別れに必要な要素とも言えます。
『はい、誓います。』と誓いを立てる前に、下調べをしておいた方がよいでしょう。ではどうやって?専門家は、健康的な家計簿は、パートナーを選ぶにあたって最も重要な決断であると言います。『金銭面での間違ったパートナーは、あなたをストレス、精神的苦痛や苦労へと追いやります。離婚をするカップルの80パーセントが、金銭関係のこじれが原因というのも、納得が行きます。』
専門家は、お互いに身を固める決心をする前に、お互いの金銭事情を納得いくまで話し合うことを勧めます。下記の5条件が、最も重要な項目になります。
1.『お金』について、今どう思っているか?
例えば、お金は簡単に稼げるものだと思っている、貯金を維持するのは難しい、財産を増やすのは難しい、等。
2.趣味へのお金の使い道
ざっくりとで良いので、10‐20パーセントの収入を趣味に費やしている、稼いだお金は全て趣味に回る、趣味にお金を費やせるほど稼いでいない、等。
3.『金銭的自由』への価値観、決意
全ての出費を、自分の稼ぎで賄えているか、つまり、金銭的に自立出来ているか。
4.『金銭的自由』に向けて、計画をきちんと立てているか
具体的な方法やタイムフレームがあるのかどうか。理想的には、お互いが一緒に達成出来る金銭的プランが望ましいです。子供に関する出費も組み込んだプランが良いでしょう。子供が出来ても、共働きにするか、公立/私立の教育機関どちらがよいか、子供の教育のために貯金をするか、等。
5.『金銭的自由』を手に入れた際に、どのように過ごすか
言い換えるのなら、将来的に何がしたいのか。これが一番重要な項目になります。金銭問題を解決しようとする際には、たくさんの方法があり、一つ問題を解決するために他の問題が浮上したりします。ですから、『金銭問題が全て片付いた際に、どうなりたいのか・したいのか』という同一の目標を掲げ、その目標に向かって一緒に歩むことによって、パートナーとの末長い関係を築くことが出来るのです。
一緒の目標に向かって人生を共に出来るパートナーこそが、豊かな人生ではないでしょうか?