海外発 男性と女性とでは、見る悪夢が違う？

これはちょっと面白い、男性と女性とでは、見る悪夢が違う？

ごく最近に出版された雑誌『Sleep』の研究によると、男性と女性とでは、悪夢の内容が異なることが解りました。夜中にうなされて、寝返りを打つ理由とは何なのでしょう。






モントリオールにある大学の調査団は、331人の成人の夢に見た出来ごとの日記、特に悪夢に関する記述をもとに解析しました。なんと性別によって明らかな違いが見えてきました。両性別グループとも、何かしら不安にさせられる夢や悪夢は、不快感から目が覚めてしまう程の夢で、悪い夢、というのは朝の目覚ましがなった時点で思いだす程度の夢と定義したとします。





驚くことに、夢日記から解ったことは、男性女性とも同様に、怖い夢や無意識の思想では特に苦しんではいないということ。男性の悪夢は、女性問題に関連した災難や不運といったテーマのものや、火事、洪水、世界の終りを迎える等の回答がほとんどでした。


友人との喧嘩や信用していた人に裏切られたなどの、もっと個人的な悩みのテーマは男女ともに約34パーセントが悪い夢と判断。しかしながら、女性には、これを男性のほぼ2倍の割合で悪夢となっていることが解りました。


ではなぜ、やっかいな人間関係は女性を悪夢に引き込むのか？研究著者は、女性の感情的な面が働いているからではないかと言います。例えば、女性の方が比較的社会的ないざこざから、強い感情を引き出されることが多く、これが悪夢へとつながってしまうという理論です。とは言っても、あなたが『全員へ返信』を間違ってクリックしてしまった夢を見ている最中に、彼がゾンビに殺される夢でも見ていたら、それはどちらもかわいそうですけど。