恋愛、結婚は異文化交流

外国人との恋愛、ましてや結婚となると、一番の障害は「文化の違い」でしょう。

言語の違い、食生活の違い、生活習慣の違い……。

付き合いが深くなればなるほど、文化の違いに困惑するかもしれません。

 

私の友人に中国に語学留学をした際にその留学先で恋人ができ、帰国する際に「結婚してくれないと別れる！」と言われ結婚を決意した友人がいます。

日本人よりも外国人の方がそういった愛情表現がストレートのような気がします。

 

その友人から結婚の報告を聞いたとき、最初は私も大変そうだな、と半ば同情していました。

が、ある日気付いたのです。

言語の問題さえ乗り切れば、生活環境の違いや食生活の違いはそんなに大きな問題じゃないと。

 

同じ日本人同士でも、それぞれの育った環境でそれらは微妙に違います。

微妙な違いだからこそ許せなかったりぶつかり合ったりしますが、国が違えば文化が違うという、いい意味で“諦め”があれば許せるような気がするのです。

 

恋愛、結婚は全てが異文化交流です。

そう思うと身構えることなく、同じ人間同士障害は無いのかもしれません。

異邦人との出会い

私は、外国人の女性と結婚をしております。相手の国はポーランドで、日本からかなりかけ離れた国です。

　人々の宗教観も違いますし、食べ物も違いますし、考え方も違います。

 

しかし、外国人との付き合い方に関して考えるとき、結婚までの道のりを振り返ってみると、日本人との付き合い方とあまり変わらないと思います。

　相手の立場、心情を考えて行動することに日本人に対しても外国人に対しても変わらないと思います。

　

　いつも、貴方のことを好きだという意思をいつも伝えること、マメに連絡をとること、困っていたら手を差し伸べること。　

　皆さんの中には、しょっちゅう連絡されると困るという方などいるかもしれませんが、大抵の方は、これらのことをされて、嫌な気にはならないですよね。

 

　相手が嫌がることは、話し合い、付き合いの中で気づいてやめていけばいいのです。

　触れてはいけない文化的なタブーなどいくらか違いがありますが、人と接する点においては、何人であるかは変わらないと思います。

異文化に憧れて知った恋

ネットをはじめてもう十数年、公共施設のパソコンで国際交流のためにネットでペンパルコミュニティに登録したことがきっかけでした。

 

学生時代から異文化や海外の方とのコミュニケーションに関心のあった私が、メッセージでのやり取りを始めたのがメールやメッセンジャーを使っての交流でした。

 

はじめはメールで恐る恐るつたない英語であいさつや趣味、異文化に関心を持っていていることなどの自己紹介とどんな人と交流したいかなどをそこに記入して期待しながら待っていました。

 

それからしばらくして、ペンパルサイトからのメールが来ていました。その人は日本文化に関心を持っていてまた日本人にも好意的な認識を持っていらっしゃる方でした。型通りのあいさつを済ませた後は、同年代という意識もあってか、そのころにはやった歌や互いが相手の国の印象などドキドキわくわくと話も弾みました。

 

でも、言葉の一つ一つをひろいながら翻訳機を駆使し理解するのは最初は大変でしたが、そのうち慣れてくると相手の人柄が文章にも出てくるので真面目なやさしい人であることがわかり安心して楽しく話せるようになりました。

 

そうなるとどんどんメールやチャット、電話と変わりいつも楽しみに次はどんな話をと待つようになりました。まだ私がＷＥＢＣＡＭなどを持ってないころの話です。

 

そこで、彼はフットボールが趣味のプログラマーで動画でファイルを送ってきてくれました。そしてそこに茶色の目のひげを蓄えた人のよさそうな人が手を振りながら呼びかけていました。今でも思い出すと淡い胸のきゅんとする初恋にも似た桜色の恋愛でした。

外国人の方に声をかけられたことがあります。

若い頃、街を歩いていて外国人の方に声をかけられたことがあります。

実はその方は、その近くのホテルに宿泊されているボクシングの選手だったのです。

私はボクシングにあまり興味がなかったので全然その方のことを知らなくて、話をする中で知ったのですが・・・。

 

私は英語は苦手なほうですが簡単な言葉だけは聞き取ることができたので、少しだけ会話をしながら歩きました。

まず彼が聞いてきたのは「今何をしてるの？」ということでした。

私が適当に答えると彼は自分がボクサーだいうことやその近くのホテルに泊まっていることなどを話して、次に私に「結婚してるの？」と聞いてきました。

私が結婚してないと答えると「じゃああとでホテルの僕の部屋に来ない？」

みたいなことを聞いてきたのでびっくりして丁重にお断りしました。

 

彼はもしかしたら変なつもりではなく、ちょっと部屋を見せたかっただけかもしれませんがやはり男性に突然部屋に誘われたら怖いですよね。

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外国人の方との恋愛、結婚について

もうすぐ結婚して４年目になります。主人はアメリカ人です。

彼と出会ってもうすぐ１０年が経ちます。

私はそれほど人口も多くない地方都市に住んでいましたので

１０年前はそれほど外国人の方を見かけることもほとんどありませんでした。

 

彼とはインターネットの掲示板で知り合いました。当時彼は日本に来たばかりで、右も左もわからない状態だったので、友達を探していました。

私は大学で英文学を専攻していましたが、英語を話すのが苦手で、彼と話をすることで、英語が上達できたらなと思っていました。

 

その後、彼と会うことになり、私が街を案内してあげることになりました。私の英語はたどたどしいものでしたが、一生懸命理解してくれようとしてくれた彼の優しさを感じました。その後お互いの距離が近づいたように思います。

しばらく何度か会って食事をしたり、近場にドライブに行ったりすることもありました。

 

大学まで英語を学んでいたおかげで、英語の基礎はきちんとできていたということもあり、英語を話すことに対して自信が持てると、その後はびっくりするほど英会話力が上がりました。もちろん、それだけではなく、相手のことをもっと知りたいと思う気持ちも英語を上達させたもうひとつの理由だと思います。

 

３年ほど日本に滞在した後、彼はアメリカに戻っていきました。その後、４年の遠距離恋愛を乗り越えて、結婚しました。

 

外国人の方との恋愛において、言葉の壁と、文化の壁は大きいです。

ただし、一人の人間として、相手のことを大きな心で理解しようとすれば、それは乗り越えられることだと思います。